整体と整骨院の違いとは?資格・保険・目的で比較|名古屋・覚王山
公開日:2026年10月23日/最終更新:2026年10月23日
整体と整骨院の違いは、「国家資格と健康保険の有無」と「どんな悩みを対象にしているか」です。整骨院は柔道整復師という国家資格者が、捻挫や打撲などのケガに対して施術を行う場所で、条件を満たせば健康保険が使えます。整体は法律で定められた資格がない民間の手技で、保険は使えませんが、慢性的なこりや姿勢のくせなど、ケガではない体の不調を時間をかけて整えることを目的としています。
「どちらに行けばいいかわからない」という方に向けて、それぞれの特徴と選び方の目安を、名古屋・覚王山で整体院を営むやわらぎ覚王山がまとめました。
整骨院とは:柔道整復師による、ケガへの施術
整骨院(接骨院とも呼ばれます)は、柔道整復師という国家資格を持つ人が開業している施設です。柔道整復師は、厚生労働大臣が認める国家試験に合格した人だけが名乗れる資格で、法律(柔道整復師法)にもとづいて業務を行っています。
主な対象は、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷(肉離れなど)といった、原因がはっきりしているケガです。これらに対する施術は、一般に健康保険の対象になります。ただし骨折や脱臼は、応急的な処置を除いて医師の同意が必要とされています。
一方で、原因のはっきりしない慢性的な肩こりや、日常の疲れからくる腰の重さなどは、原則として健康保険の対象外です。「整骨院なら何でも保険が使える」わけではない点は、知っておくと安心です。
整体とは:民間の手技で、体全体のバランスを整える
整体は、法律で定められた国家資格がない民間の手技です。そのため、整体師の資格はすべて民間の団体や学校が独自に認定しているもので、技術や考え方は院によって大きく異なります。
健康保険は使えず、自費での利用になります。その代わり、保険のルールにしばられない分、ひとりに時間をかけ、姿勢のくせ、筋肉のこわばり、体の使い方など、体全体を見ながらケアできるのが特徴です。
整体が向いているのは、たとえば次のような方です。
- 何年も続く腰の重さや、首・肩のこわばりが気になる
- 長時間のデスクワークで姿勢が崩れてきた
- 体がかたくなり、動きにくさを感じる
- 「どこが悪い」というより、体全体を整えたい
整体・整骨院・整形外科・マッサージの違いを比較表で整理
| 項目 | 整形外科 | 整骨院(接骨院) | マッサージ(あん摩マッサージ指圧) | 整体 |
|---|---|---|---|---|
| 担当者の資格 | 医師(国家資格) | 柔道整復師(国家資格) | あん摩マッサージ指圧師(国家資格) | 法的な資格なし(民間資格) |
| 根拠となる法律 | 医師法 | 柔道整復師法 | あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律 | なし |
| できること | 診察・検査(レントゲン等)・診断・薬の処方・手術 | 骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷への施術 | 手技による施術。医師の同意があれば一部で訪問施術も | 手技による体のケア、姿勢やセルフケアのアドバイス |
| 健康保険 | 使える | ケガは一般に使える(骨折・脱臼は応急処置を除き医師の同意が必要) | 医師の同意がある場合など一部で使える | 使えない(自費) |
| 向いているケース | 強い痛み・しびれ・ケガ直後、原因を調べたいとき | 原因がはっきりした急なケガ | 筋肉のこりをほぐしたい | 慢性的な腰・首・肩の重さ、姿勢、体のかたさ |
迷ったときの順番は、まず整形外科などの医療機関で大きな問題がないかを確認し、そのうえで目的に合わせて整骨院・マッサージ・整体を選ぶ、が基本です。
出典:厚生労働省「柔道整復師等の施術に係る療養費について」「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律」(公開前に最新の内容を再確認)
なお、整体とよく比べられる「マッサージ」との違いは、整体とマッサージ、結局どっちがいい?で詳しく解説しています。また、骨格の調整を重視する整体とカイロプラクティックの違いもあわせて読むと、それぞれの位置づけがよりわかりやすくなります。
どちらを選ぶ?目安は「いつから、何がきっかけか」
迷ったときは、不調がいつから始まり、何がきっかけだったかを思い出してみてください。
整骨院(または整形外科)が向いているケース
- 転んだ、ひねった、ぶつけたなど、きっかけがはっきりしている
- 痛みが急に出た、腫れている、熱をもっている
整体が向いているケース
- 気づいたら何か月、何年も腰や肩が重い
- 姿勢や体のかたさが気になる
- ケガではないが、体全体のバランスを整えたい
そして大切なのが、痛みが強いとき、手足にしびれがあるとき、ケガの直後は、まず整形外科などの医療機関を受診することです。整体は医療ではありません。医療機関で大きな問題がないと確認できたうえで、日々のケアとして整体を取り入れる、という順番がおすすめです。
整体院を選ぶときのポイントは、失敗しない整体院の選び方でもご紹介しています。
やわらぎ覚王山の整体の考え方
やわらぎ覚王山は、慢性的な腰の重さや首・肩のこわばり、姿勢のくせといった、ケガではない日常の不調に向き合う整体院です。完全個室で、お一人おひとりの体の状態をうかがいながら、筋肉のこわばりや体の使い方にアプローチし、負担を減らすことを大切にしています。
たとえば長く続く腰の重さは、姿勢のくせと関係していることも少なくありません。詳しくは慢性腰痛と姿勢はつながっている?をご覧ください。
よくある質問
Q. 整体と整骨院、どちらが体に良いですか?
A. どちらが優れているというより、目的が異なります。ケガ(捻挫・打撲など)には柔道整復師のいる整骨院や整形外科、慢性的なこりや姿勢のくせを整えたいときは整体、と使い分けるのがおすすめです。
Q. 整体で健康保険は使えますか?
A. 使えません。整体は法的な国家資格のない民間の手技のため、自費での利用になります。健康保険が使えるのは、整骨院でのケガ(骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷)に対する施術などに限られます。
Q. 整骨院で慢性的な肩こりを見てもらうと保険は使えますか?
A. 一般に、原因のはっきりしない慢性的な肩こりや疲れによる不調は、健康保険の対象外とされています。利用前に整骨院へ確認すると安心です。
Q. 腰が痛いとき、最初にどこへ行けばいいですか?
A. 痛みが強い、しびれがある、転んだあとなどの場合は、まず整形外科などの医療機関を受診してください。大きな問題がないと確認できたうえで、慢性的な腰の重さのケアとして整体を検討するのがおすすめです。
Q. 整形外科と整骨院は何が違いますか?
A. 整形外科は医師が診察・検査・診断を行う医療機関で、レントゲンなどで原因を調べたり、薬を処方したりできます。整骨院は柔道整復師がケガに対して手技などで施術を行う場所で、検査や薬の処方はできません。まず原因を確かめたいときは整形外科が向いています。
まとめ
整体と整骨院の違いは、資格・健康保険・目的にあります。整骨院は柔道整復師がケガに対して施術を行う場所、整体は慢性的なこりや姿勢のくせなど、体全体を整えることを目的とした民間の手技です。急なケガや強い痛み・しびれは医療機関へ、長く続く体の重さやこわばりは整体へ、と使い分けると迷いにくくなります。
やわらぎ覚王山は、地下鉄東山線・覚王山駅から徒歩4分、完全個室の整体院です。長引く腰や首・肩の重さ、姿勢が気になる方は、やわらぎ覚王山の店舗ページをご覧ください。ご予約はホットペッパービューティー・LINE・お電話から承っています。
この記事を書いた人:やわらぎ覚王山